(H18年度 開講分)
No.101(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学概論1 |
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サブネーム:化学物質リスク評価の基礎1 |
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レベル:基礎~中級 |
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講義日時 4月15日~6月17日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 |
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連携機関等 化学物質評価研究機構 |
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講師 高月峰夫ほか |
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化学物質及び化学物質を含む製品について、その生産、輸送、利用及び廃棄に至るまでの過程におけるリスク評価手法の全般を理解することを目的とし、化学物質の環境中挙動を知るための試験手法の概要を紹介するとともに、環境中生物に対する化学物質の有害性を確認するための手法の概要を解説する。 (化学物質総合評価学概論2 へ続く) |
No.151(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学概論2 |
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サブネーム:化学物質リスク評価の基礎2 |
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対象レベル:基礎~中級 |
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講義日時 9月16日~11月18日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 |
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連携機関等 化学物質評価研究機構 |
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講師 高月峰夫ほか |
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化学物質及び化学物質を含む製品について、その生産、輸送、利用及び廃棄に至るまでの過程におけるリスク評価手法の全般を理解することを目的とし、ヒトの健康に対する化学物質の有害性を確認するための手法の概要を解説する。 (化学物質総合評価学概論1 からの続き) |
No.102(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学1 |
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サブネーム:リスク評価1 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 6月24日~8月5日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 住友化学 |
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講師 岸田文雄 |
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リスクアセスメントは、70年代に米国で発がん物質規制のため導入された概念であるが、その後、非発がん性物質を含めてこの概念は広く適用されるところとなっている。本科目においては発がん物質を中心として、そのリスク論が生まれた背景、ハザードの特定方法(定性的評価)、発がんの強さの評価方法(定量的評価:用量‐反応評価)、曝露量推定法、および、最新の発がん物質のリスクアセスメントの実例、規制の現状を紹介する。また、同時に一般市民のリスクの受け取り方、リスクコミュニケーションなどについても触れる。さらに、発がん物質以外の物質のリスクアセスメントについても紹介し、それらのアセスメントとの違いを解説する。 |
No.103(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学事例研究1 |
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サブネーム:農薬 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 4月14日~7月28日 毎週木曜日 18:30~20:00
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連携機関等 住友化学 |
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講師 高山千代蔵 |
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農作物を病害虫や雑草から守り、農作業の省力化と農業生産性の向上を図る上で、農薬は必要不可欠な資材である。一方、世界の人口は現在60億を超え、途上国を中心に8億人以上の人々が飢えに苦しんでいる。今後も人口は増えつづけ、2050年までに約90億人になると推測されている。増産により増えつづける世界の食糧需要に応え、飢餓を減少させることは非常に重要な地球的課題である。ここでは、先ず世界の農業生産について触れ、次いで農業生産に欠かせない農薬に関し、除草剤・殺虫剤・殺菌剤等、各種技術の内容と今後の展望について述べる。 |
No.153(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学事例研究2 |
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サブネーム:生活環境の化学物質 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 10月5日~2月1日 毎週木曜日 18:30~20:00
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連携機関等 住友化学 |
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講師 松尾憲忠、庄野文章 |
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身近に存在する化学物質の構造と作用、とりわけ家庭で使用される殺虫剤、及び農産物、食品などに関連した生物活性物質について紹介する。また、光学異性と生物活性の関係、天然物をヒントにした合成化合物の構造、活性、用途などを概説し、デザインの考え方、原理、方法、具体例などについて説明する。さらに、ピレスロイドを中心に生物活性物質(いわゆるBiocide) 全般のリスク管理手法に関し、その規制の状況およびそのリスクアセスメント手法およびマネジメント手法について概説する。 |
No.104(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合評価学特論1 |
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サブネーム:発がん毒性評価 |
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対象レベル 上級 |
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講義日時 4月19日~8月2日 毎週水曜日 18:30~20:00
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連携機関等 名古屋市立大学大学院医学研究科 |
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講師 津田洋幸ほか |
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化学物質による発がんの研究の歴史、化学物質による発がんの外的・内的要因とその機序を講義し、がんの発生についての難解を深める。さらに環境にある発がん物質の検出、評価モデルについて解説する。また、がんの予防についての科学者の取り組みと成果、具体的な方法についても言及する。 |
No.105(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学概論1 |
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サブネーム:社会と企業における化学物質リスク管理の基礎1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月15日~6月17日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 製品評価技術基盤機構・化学生物総合管理学会 |
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講師 星川欣孝ほか |
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人類は膨大な化学物質を生み出し活用してきた。そして生産から使用、廃棄のプロセスにおいて、化学物質のリスクを総合的に管理する仕組みを構築してきた。化学物質は世界共通の科学的方法論に基づいて、その有用性や危険有害性を評価し、リスクを論じることができ、さらに現実の影響が観測されない段階であっても所要の措置を講じることが可能となってきている。ここではこのような社会システムにおける化学物質管理についてその意義とあり方を論じる。 |
No.155(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学概論2 |
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サブネーム:社会と企業における化学物質リスク管理の基礎2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 9月16日~11月18日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 製品評価技術基盤機構・化学生物総合管理学会 |
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講師 佐渡友秀夫ほか |
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化学物質のリスク評価の結果を受けて、必要な場合はリスク管理を行うことになる。化学物質のリスクを適切に管理する技術について、理念と技術評価の手法や製造プロセスの転換など実態的取り組みを解説する。また化学物質管理の実践として、社会システムで規定されている諸規則を踏まえて各種業務を適切に実施していくための実務につて論じる。 |
No.106(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学3 |
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サブネーム:労働現場におけるリスク評価と管理 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 4月15日~6月3日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 (*)No.11(5月27日)11:50~13:20 |
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連携機関等 産業医科大学 |
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講師 保利 一ほか |
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わが国の産業現場には57,000以上の化学物質が使用されているといわれており、これらの化学物質を取り扱う作業者の健康影響を防止するため、さまざまな労働衛生対策が行われている。また、最近では化学物質だけでなく、バイオエアロゾルなどの生物因子も問題になりつつある。また、従来法規遵守型であったわが国の労働衛生対策が、労働安全衛生マネジメントシステムによる自主管理方式の導入が進みつつある。本講座では、有害物質を取り扱う作業現場に存在するさまざまなリスクの評価、管理の方法について解説する。 |
No.157(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理法学2 |
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サブネーム:職場の安全衛生 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 10月6日~2月9日 毎週金曜日 18:30~20:00
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連携機関等 |
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講師 武田繁夫ほか |
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職場における化学物質管理は、事故や職業病などの経験や知識が基になっている。新規化学物質の登場、生産工程の多様化、さらに化学物質管理における世界の潮流はわが国の従来システムの変更をせまっている。本科目では、その現状を理解し将来像を論ずる。 |
No.108(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理法学3 |
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サブネーム:医薬品と食品等の安全 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 4月17日~7月31日 毎週月曜日 18:30~20:00
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連携機関等 厚生労働省、国立医薬品食品衛生研究所 |
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講師 佐々木弥生ほか |
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厚生労働省の安全性に関する情報を紹介。医薬品の審査制度と国際調和、食品の安全性の取り組み、残留農薬、遺伝子組み換えを紹介。食品添加物及び容器包装の現状と天然添加物の問題点の解説。化合物の安全情報の紹介。医療機器の種類とその安全性を紹介する。 |
No.158(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理法学4 |
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サブネーム:環境政策 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 10月14日~12月16日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 |
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講師 早水輝好ほか |
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環境汚染や健康被害を防止し、自然環境や地球環境を保全するために環境省が進めている環境政策について、その歴史や全体像を概説するとともに、大気環境、水環境、地球環境、廃棄物・リサイクルなどの分野ごとに、問題の現状、対策の枠組み、今後の課題などについて解説し、これからの環境保全対策をどのように進めていけばよいかを考える。 |
No.109(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学事例研究1 |
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サブネーム:経験に学ぶ化学物質管理 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 6月24日~8月5日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 (*)8月5日の時間を確認下さい。 |
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連携機関等 製品評価技術基盤機構・化学生物総合管理学会 |
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講師 横山泰一ほか |
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PCB、有機水銀、臭素系難燃剤、塗料、内分泌撹乱物質、食品添加物、石鹸・洗剤など、限られた地域の公害問題ではなく広く消費者や環境へ影響する化学物質を例に、問題の発生から企業及び社会の対応の仕方の実情を紹介し、リスク管理のあり方を解説する。 |
No.159(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学事例研究2 |
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サブネーム:食とリスクアナリシス |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 10月5日~2月1日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本国際生命科学協会 |
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講師 武居綾子ほか |
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食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について理解を深め、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題を理解する。後期では、前期の講座(化学物質総合評価管理学特論5)で習得された基礎知識を背景として、様々な食に係わる事例研究により食のリスク評価・管理のあり方を学ぶ。後期の受講者には、前期の講座も受講すること、あるいは同等の知見を有することを希望する。 |
No.110(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論1 |
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サブネーム:化学物質管理と公害防止・環境保全1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月18日~7月25日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 堀中新一ほか |
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戦後の廃墟の中から先進国の一翼を占めるに至った日本経済の発展に伴って生じた公害・環境問題に挑戦、解決してきた技術者達が、高度成長の終焉となる1980年代までの技術展開の有様について講義する。 |
No.160(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論2 |
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サブネーム:化学物質管理と公害防止・環境保全2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月3日~1月23日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 堀中新一ほか |
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1980年代以降、日本の経済発展の基盤である精造業の発展に貢献してきた技術者は、皮肉なことにその生産物がもたらした環境汚染の防止に取り組むこととなった。さらに、「地球環境問題」の視点からの「大量生産大量消費社会」から「持続可能な循環型社会」へという大きな社会変換の推進のために、「環境技術」の分野での取り組みを続けている。ここでは、各環境分野における技術進歩とその成果を、化学技術と化学工学による実績を中心に解説すると共に、これからの環境技術について言及する。 |
No.111(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論3 |
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サブネーム:持続可能な社会をめざす化学技術-1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月18日~7月25日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学技術戦略推進機構 |
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講師 日吉和彦ほか |
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グリーンサスティナブルケミストリー(GSC)の概念を、技術に偏重することなく広く社会的な視点から解説する。一方では、技術の裏付けを取るべく事例研究も豊富に取り入れながら解説する。 |
No.161(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論4 |
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サブネーム:持続可能な社会をめざす化学技術-2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月3日~1月23日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学技術戦略推進機構 |
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講師 日吉和彦ほか |
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グリーンサスティナブルケミストリー(GSC)の概念を、技術に偏重することなく広く社会的な視点から解説する。一方では、技術の裏付けを取るべく事例研究も豊富に取り入れながら解説する。 |
No.112(前期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論5 |
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サブネーム:食のリスク評価・管理の基礎 |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 4月13日~7月27日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本国際生命科学協会 |
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講師 武居綾子ほか |
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食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について理解を深め、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題を理解する。これらの基礎事項は、後期の食の安全に係わるリスク管理事例研究(化学物質総合評価管理学事例研究2)の受講を理解する上で有効である。 |
No.162(後期) |
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化学物質総合評価管理学群 |
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科目名:化学物質総合管理学特論6 |
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サブネーム:農薬の総合管理の実際 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 10月7日~12月2日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 |
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連携機関等 福山大学 |
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講師 大山秀郎ほか |
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農薬は主に病害虫や雑草などから農作物を保護する目的に使用され、殺虫剤はマラリアなどの病気を媒介する害虫の駆除に使用されている。レイチェル・カーソンの「サイレント・スプリング」(1962)で指摘されたように、過去には農薬の使用に伴う環境毒性学上の諸問題が起きた。それを契機に、新規農薬の使用前のリスク評価の手法やリスク管理制度が整備された。農薬の直接の曝露と散布した農薬の農作物や環境における残留(残留農薬)による食物などからの摂取について総合的にリスク評価する。農水畜産物と環境生態系の安全確保に係わる農薬のベネフィットとリスクの総合管理の仕組みについて理解を深める。 |
No.201(前期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学概論1 |
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サブネーム:感染症の過去・現在・未来-微生物との闘い |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月18日~7月25日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 国立感染症研究所 |
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講師 倉田 毅ほか |
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感染症の発症メカニズムおよび、過去・現在・未来に問題となる感染症をわかりやすく解説する。それとともに、感染症に対して人類がどのように闘っているのか、またその中で専門機関、特に国立感染症研究所(感染研)がはたしている機能についても解説する。 |
No.251(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学概論2 |
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サブネーム:バイオハザードの実態と管理の現代的課題 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月3日~1月23日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 国立感染症研究所 |
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講師 渡邉治雄ほか |
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バイオハザードの基礎知識、歴史的経緯、封じ込め、リスク分類などについて、微生物、ウィルス、バイオトキシン、害虫などによるハザードに焦点をあてて解説する。また、これらに横断的なハザードの検出法・同定法・分析法を学習した後、バイオハザードに係る現代的課題を展望して全体を総括する。 |
No.202(前期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学1 |
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サブネーム:遺伝子組換え生物のリスク評価と管理 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 4月19日~8月2日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 堅尾和夫ほか |
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組換えDNA技術のリスク評価のコンセプトの進化の系譜について、実験室の段階、産業化の段階を踏まえ、先進各国の動きや技術革新と社会との関わりについて解説する。生物多様性の保護と遺伝子組換え技術によって作られている遺伝子組換え生物(GMO)のリスク評価の考え方、利用についての議論の展開について概観する。 |
No.252(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学2 |
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サブネーム:遺伝子組換えに関する行政の判断と取組み |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月6日~2月9日 毎週金曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 農林水産省 |
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講師 日野明寛ほか |
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遺伝子組換え作物については、その大きな可能性がある一方で、不安を感じる人も多く、実用化が進まない状況にある。このような状況において、政府はどのように行政判断を行い、施策を展開しているのか。行政の考え方や施策を実例とともに学ぶ。また、施策の決定のための新たな手法といえるリスクコミュニケーションを実施し、遺伝子組換え作物の今後について考える。 |
No.203(前期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学3 |
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サブネーム:生物学と農業の接点を探る |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月12日~7月26日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 農業生物資源研究所 |
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講師 大島正弘ほか |
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日常食している農作物は、多くの先人たちの努力により、本来の植物が有する特性からかけ離れ、農業生産に適した特性に大きく改良されている。改良の目的は、病害虫などによる様々なストレスから作物を守り、安定した生産性を確保するためであり、食味を向上させ、多様な作物を供給することにより生活に潤いを与えるために行われてきた。これらの改良は作物としての生物学の利用であり、突き詰めれば遺伝子の有効利用の成果でもある。本講義では、作物の品種改良(育種)の歴史とその成果を紹介し、また今後私たちが日本の農業を考えるための一助になることを願って行うものである。
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No.253(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学事例研究2 |
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サブネーム:食品のリスク管理事例研究2 |
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対象レベル 中級~上級 |
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講義日時 10月4日~1月31日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本国際生命科学協会 |
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講師 橋本昭栄ほか |
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食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について説明するとともに、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題、課題を紹介する。後期は特にバイオテクノロジーに焦点を置き、新技術による開発・リスク管理へのインパクトについて論じる。 |
No.204(前期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学特論1 |
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サブネーム:麻薬とタバコのリスク管理 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月19日~8月2日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 佐竹元吉、李宜融 |
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麻薬とタバコに関して、科学的情報を整理して紹介しつつ、ケシの不法栽培や新しい覚せい剤の若者への浸透の防止への取り組み、そして、たばこの禁煙運動の必要性を述べる。 |
No.254(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学特論2 |
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サブネーム:薬用植物と生薬 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月4日~1月31日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 佐竹元吉 |
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薬用植物と生薬およびその安全性について解説する。また、植物の花や果物の特徴、そしてシダや裸子植物について紹介する。 |
No.255(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学特論3 |
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サブネーム:生物種の多様性とその利用 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月2日~2月5日 毎週月曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 佐竹元吉 |
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種の多様性は、世界の環境変化への適応の結果であり、その多さが知られている。ブラジルのリオ宣言(1992)で述べられている「種の多様性」の具体的な例を紹介するとともに、資源保有国と資源利用国の係りについて紹介する。 |
No.256(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生物総合評価管理学特論4 |
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サブネーム:動物と人の関係学~動物から人へのメッセージ |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 9月29日~2月9日 毎週金曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本獣医師会 |
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講師 本田英一ほか |
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地球上の野生動物、飼育動物と人との距離は急速に接近し、動物から人へ感染する病気のリスクも高くなって来ている。しかし、動物と人との関係は、もはや切り離すことのできない相互依存関係になってきており、動物に対する正確な知識は欠かすことができない。また、増加しつつある伴侶動物が人にとってどのような存在であるのか動物の視点から受講者と一緒に考えてみる。 |
No.260(後期) |
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生物総合評価管理学群 |
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科目名:生命倫理学概論 |
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サブネーム:医療と生命倫理 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月3日~1月16日 毎週火曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 東京大学 |
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講師 菅野純夫ほか |
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医療・医学研究と生命倫理の関係には、長い歴史がある。その中でも、現在は変化の時代といえる。すなわち、ゲノム研究や再生医療の研究等を通じて、医学研究や医療が大きく変わろうとしている一方、日本における高齢化や社会構造の変化が、新たな対応を促している。医療・医学研究の現場から様々な実例を挙げ、そこに含まれる問題点とそれに対する様々な考え方を提示し、この変化の時代における人のあり方を論じる。 |
No.301(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学概論1 |
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サブネーム:効率的な技術革新とは |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月13日~7月27日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 金城徳幸ほか |
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これまで素晴らしい技術が誕生し、社会・生活を変革してきたが、昨今では、この技術革新が加速化している。言うなれば、技術にしても製品にしても短寿命化している。このような時代においては、「技術革新の効率化」を考える必要がある。技術誕生の時代背景を理解しながら、技術革新の類型化に挑戦してみようというのが本講座の狙いである。 |
No.351(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学概論2 |
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サブネーム:先端サイエンスと生活社会(ゲノムサイエンス) |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月5日~2月1日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 |
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講師 野村信夫ほか |
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1953年、ワトソン・クリックによってDNAの2重ラセン構造が発見された。それから50年後の2003年には、30億塩基対からなるヒトゲノム塩基配列が明らかになった。21世紀は生命科学の世紀と予測されているが、20世紀後半に誕生し飛躍的な発展を遂げた分子生物学の基本知見を解説すると共に、ゲノム科学の基礎やその将来展望について紹介する。 |
No.302(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論1 |
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サブネーム:高分子と生活社会1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月17日~7月31日 毎週月曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 高分子学会 |
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講師 角五正弘ほか |
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高分子材料は、プラスチック、ゴム、繊維などとして古くから日常生活に役立っているとともに、情報通信、環境、エネルギー、バイオなどの現代の革新領域においても不可欠の材料となっている。しかし、その働きが広く一般に知られているとはいい難い。本科目は、高分子と現代社会の相互関係、特に高分子の科学と技術が環境問題の解決にどのように関係するかについて、その知識と理解を深めることを目的として講義する。 |
No.352(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論2 |
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サブネーム:高分子と生活社会2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月2日~2月5日 毎週月曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 高分子学会 |
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講師 渡辺政廣ほか |
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高分子材料は、プラスチック、ゴム、繊維などとして古くから日常生活に役立っているとともに、情報通信、環境、エネルギー、バイオなどの現代の確信領域においても不可欠の材料となっている。しかしその働きが広く一般に知られているとは言いがたい。本科目は、高分子と現代社会との相互関係、特に高分子の科学と技術が環境問題の解決にどのように関係するかについて、その知識と理解を深めることを目的として講義する。 |
No.303(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論 3 |
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サブネーム:エネルギーと技術革新 1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月19日~8月2日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 山崎 博ほか |
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戦後のわが国の産業は、2度の石油危機にもかかわらず、それを乗り越えて発展を遂げた。その発展を支えたわが国のエネルギー分野における技術開発・技術革新を追跡し、大きな経済成長を成し遂げた要因を探る。 |
No.353(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論 4 |
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サブネーム:エネルギーと技術革新 2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月4日~1月31日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 山崎 博ほか |
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日本の経済成長とともに生活環境の改善が進み、民生分野、運輸分野における大規模な伸長が今日の地球温暖化問題の要因を作り出している。そのために、次世代に向けて官民こぞっての新たな挑戦が始まっている状況を紹介する。 |
No.304(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論 5 |
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サブネーム:化学技術と産業社会1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月14日~7月28日 毎週金曜日 18:30~20:00
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 山本 彊ほか |
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原料の石油化学への変換や品質・省エネに優れた化学技術の進歩で化学産業は大量の良い製品を供給したが、社会生活への配慮に欠けている面もあった。各化学技術について製品開発、改善、社会への対応について論じる。 |
No.354(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論 6 |
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サブネーム:化学技術と産業社会2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 9月29日~2月9日 毎週金曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・Net |
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講師 山本 彊ほか |
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石油化学技術の進歩と技術者の努力で生活に便利なプラスチック、合成ゴム、合成繊維など多数の製品が生まれ、世界の中でも恵まれた生活になった。これらの製品の功罪と社会での役割及び今後の発展と期待について論じる。 |
No.305(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論7 |
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サブネーム:化学技術戦略1 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 6月17日~8月5日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 化学技術戦略推進機構 |
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講師 熊井清作ほか |
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化学産業は、生活に潤いをもたらす食器、花瓶等、さらに紙、洗剤、インキ、写真材料等の生活関連材料、および電子・電気、車用の種々の産業用材料を供給してきている。技術革新により、コストダウン、高機能化を図ると共に、環境に優しく、より国際競争力を有する製品・技術開発を行ってきている。それら化学製品が幅広い分野で現代社会において市民生活に貢献しているかを述べる。また製品として日常生活から先端分野まで、現代社会でどのように使われ、役だっているか解説し、更に今後の展望を説明する。 |
No.355(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論8 |
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サブネーム:化学技術戦略2 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 11月25日~2月10日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 化学技術戦略推進機構 |
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講師 熊井清作ほか |
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化学産業は、生活に潤いをもたらす食器、花瓶等、さらに紙、洗剤、インキ、写真材料等の生活関連材料、および電子・電気、車用の種々の産業用材料を供給してきている。それらは、技術革新により、コストダウン、高機能化を図ると共に、環境に優しく、より国際競争力を有する製品・技術開発を行ってきている。それら化学製品が幅広い分野で現代社会において市民生活に貢献しているかを述べる。また製品として日常生活から先端分野まで、現代社会でどのように使われ、役だっているか解説し、更に今後の展望を説明する。 |
No.306(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論9 |
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サブネーム:オーダーメイド医療の最前線 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 4月15日~6月17日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 |
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連携機関等 |
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講師 中村祐輔ほか |
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ゲノムとは「生命の設計図」であり、ヒトの場合、約30億の遺伝暗号文字として情報を蓄えている。病気の原因となっている遺伝的な要因をゲノム 全体にわたって大がかりに調べて、科学的かつ詳しくその原因を解明し、新しい診断法や画期的な薬の開発につなげようとする研究分野が急速に進んでいる。ゲノム研究によって病気を起こす仕組みや薬の副作用を起こす原因が解明されれば、オーダーメイドで洋服を作るように、個々の患者の状態を正確に理解した上で効果があり、そして、副作用の少ない治療、オーダーメイド治療ができるようになってくるものと期待されている。このような世界的な動きを基礎から未来像まで紹介する。 |
No.356(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論10 |
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サブネーム:発酵産業と環境調和産業の確立にむけた挑戦 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月6日~2月9日 毎週金曜日 18:30~20:00
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連携機関等 バイオインダストリー協会 |
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講師 清水 昌ほか |
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微生物の働きを利用した発酵産業の歴史は古く、こうした経験を生かし近代に入っても日本の微生物利用は、学問的にも、産業的にも世界をリードしてきた。環境調和型の工業プロセスとして微生物の機能を活用したバイオプロセスが再認識され、遺伝子機能の研究成果を積極的に活用し、新たな用途も開拓されようとしている。ここでは、発酵産業からさらに環境調和産業へ展開を解説する。 |
No.307(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論11 |
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サブネーム:現代企業経営論1 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 4月17日~7月31日 毎週月曜日 18:30~20:00
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連携機関等 ディレクトフォース |
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講師 原田忠和ほか |
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金融不安を解消し、種々の規制緩和が進展する中で、企業サイドの懸命な努力によって日本経済(日本のモノづくり)は着実に成長路線を進み始めている。社会(ニーズ)の動向を先取りして、自社の技術(シーズ)開発を如何に効果的に進めるか、その成否が今後の企業経営を大きく左右することとなる。前期では日本の代表的メーカーの取り組みの実状を具体的なケースを基に解説する。 |
No.357(後期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論12 |
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サブネーム:現代企業経営論2 |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 10月2日~2月5日 毎週月曜日 18:30~20:00
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連携機関等 ディレクトフォース |
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講師 浅野応孝ほか |
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前期においては、社会(ニーズ)の変化を把握し(マーケッティング)、自社の技術(シーズ)開発へ如何に結びつけるかを具体的なケースで学習した。後期では、そのターゲットを経営活動(モノづくり)のステップ毎にどうやって実現してゆくかを各企業の具体的なケースで学ぶ。
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No.308(前期) |
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社会技術革新学群 |
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科目名:社会技術革新学特論13 |
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サブネーム:ナノ材料の開発の現状と展望 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月14日~7月28日 毎週金曜日 18:30~20:00
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連携機関等 物質・材料研究機構、産業技術総合研究所 |
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講師 竹村誠洋ほか |
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ナノ材料を中心とするナノテクノロジーの研究開発から、国家政策、国際比較、ビジネス化、さらに潜在的な健康・環境・社会影響までを取り上げ、それらの現状および展望について紹介し解説を行う。 |
No.403(前期) |
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技術リスク学群 |
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科目名:リスク学事例研究3 |
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サブネーム:組織行動学による失敗事例の検証(その1) |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 4月15日~5月20日 毎週土曜日:4日間の集中講義 (10:00~11:30, 11:50~13:20, 14:00~15:30,
15:50~17:20) |
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連携機関等 失敗学・組織行動研究会 |
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講師 石橋 明ほか |
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多くの産業事故や不祥事について、組織行動学の視点で検証すると、似通った組織構造上の問題点やヒューマンウエアとの相互作用による問題点が明らかになる。これらの事故や不祥事を通してリスク管理に有用な対応案を論じる。失敗事例としては、宇宙・航空、医療までの幅広い分野から著名な事例を取り上げ、それらを組織行動学の視点から解析し、再発防止に資する試案を紹介する。また、まとめとして、市民参加の方策と組織行動の視点からの多角的なエラーマネジメント論を紹介する。 |
No.453(後期) |
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技術リスク学群 |
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科目名:リスク学事例研究4 |
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サブネーム:組織行動学による失敗事例の検証(その2) |
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対象レベル 中級 |
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講義日時 10月7日~10月28日 毎週土曜日:4日間の集中講義 (10:00~11:30, 11:50~13:20, 14:00~15:30, 15:50~17:20) |
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連携機関等 失敗学・組織行動研究会 |
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講師 中田邦臣ほか |
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多くの産業事故や不祥事について、組織行動学の視点で検証すると似通った組織構造上の問題点やヒューマンウエアとの相互作用による問題点が明らかになる。これらの事故や不祥事を通してリスク管理に有用な対応案を論じる。失敗事例としては、産業界はもとより航空、医療、メディアまでの幅広い分野から著名な事例を取り上げ、それらを組織行動学の視点から解析し、再発防止に資する試案を紹介する。まとめとして、組織事故研究の在り方として(仮称)組織事故学を提案する。 |
No.454(後期) |
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技術リスク学群 |
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科目名:リスク学事例研究6 |
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サブネーム:リスクの回避と工学の役割 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 10月5日~2月1日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 化学工学会SCE・net |
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講師 日置 敬ほか |
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現代社会のあまりにも多くのリスクにどう対処するか、本講座では現代の様々なリスクの回避に「科学技術」、特に「工学的手法」 がどの様に役立っているか、更にどう活用されるべきかについて、事例研究を主体に検証と討議を進める。特に産業社会の“ものつくり”の過程で再々発生している“事故や災害”について、その原因は何処にあるのか、この様なリスクをどうすれば減らせるか、具体的に取るべき方向は何か、などにつき講師の長年の経験をもとに提言を行って行きたい。 |
No.501(前期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:科学コミュニケーション学概論 |
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サブネーム:科学技術と社会に関する議論 |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月15日~6月17日 毎週土曜日 10:00~11:30 11:50~13:20 |
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連携機関等 |
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講師 林 真理ほか |
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今日、科学技術と社会を巡る様々な問題が存在している。地球環境、原子力、食の安全性、生命操作などの問題である。そういった問題は、すべて固有の特徴を持ち、専門的かつ学際的なものであり、したがって容易に解決できるものではない。しかし、こういった問題を考えるための基本的な枠組みや考え方については、これまで培われてきたものも多数ある。この科目は「科学技術と社会」を考えるための「考え方」について解説を行い、科学コミュニケーションの具体例を学ぶ。 |
No.502(前期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学事例研究1 |
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サブネーム:マスメディアとコミュニケーション |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月17日~7月31日 毎週月曜日 18:30~20:00
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連携機関等 |
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講師 中村雅美ほか |
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自己決定、自己責任が重視される現代社会では、情報公開にかかわるマスメディアに目が集まっている。最近よく聞くリスクをキーワードに、マスメディアの情報伝達(コミュニケーション)に果たす役割を考察する。生活・社会にはどのようなリスクがあり、それらをどう伝えていくかについて考えたい。政府やメディア、科学者、消費者などリスクコミュニケーションに関わる集団の動きなども報告するほか、海外の状況についても取り上げる。 |
No.552(後期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学事例研究2 |
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サブネーム:サイエンストーク |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 9月30日~12月16日 (*)講義内容、時間を確認下さい。 |
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連携機関等 |
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講師 吉倉廣,北野大,松本勲武 |
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対話のプロセスを通じ、科学的な枠組みの中での議論の仕方を涵養する。 |
No.503(前期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学事例研究3 |
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サブネーム:地域とコミュニケーション |
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対象レベル 基礎~中級 |
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講義日時 4月15日~5月20日 土曜日:4日間の集中講義 (10:00~11:30, 11:50~13:20, 14:00~15:30, 15:50~17:20) |
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連携機関等 科学技術振興機構 |
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講師 堀 郁夫ほか |
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環境汚染、事故災害等の発生が社会問題となっていることから、地方行政や企業が取り組んでいる環境問題の事例を紹介し、また頻発する地震の不安に対して地震災害や地震対策等の現状を紹介し、コミュニケーション手法と住民との対話事例を交えて、地域とコミュニケーション問題について議論する。 |
No.553(後期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学事例研究4 |
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サブネーム:市民とコニュニケーション |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 10月4日~1月31日 毎週水曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 くらしとバイオプラザ21 |
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講師 佐々義子ほか |
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食品安全委員会がリスク分析手法を採用し、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションということばが聞かれる機会が増えている。評価や管理には専門家が関わり、調査報告や研究論文も出されているが、市民を対象とするコミュニケーション手法については様々な分野で担当者が試行錯誤を重ねている状態である。コミュニケーションの条件や環境も多様に異なる状況で、連携や情報交換も進んでいない。様々な分野における実際の活動を具体例として示しながら紹介し、「市民とのコミュニケーションのあり方」という切り口から、受講者とともに整理し、一緒に考えていく。 |
No.504(前期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学特論1 |
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サブネーム:消費者運動の歴史と将来 |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 4月14日~7月28日 毎週金曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 主婦連合会 |
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講師 佐野真理子ほか |
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昭和20年代、焼け跡の中から日本の消費者運動がはじまった。消費者運動の歴史と運動によって制定された法律などを解説し、消費者の権利の重要性を説明する。一人ひとりの消費者が歴史を切り拓く主役であり、消費者権利の実現が私たちの暮らしを改善する契機となることをテーマ別に紹介する。 |
No.554(後期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学特論2 |
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サブネーム:拡がる消費者運動のフロンティア |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 10月2日~2月5日 毎週月曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本メディエーションセンター |
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講師 日和佐信子ほか |
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行政や企業が行うリスクコミュニケーションの利害関係者(消費者代表)として発言する消費者団体であるが、歴史や考え方は多様である。しかし、行政や企業の消費者団体に対してのイメージは固定され、その態度がコミュニケーションを後退させ、機能していない分野もある。そこで、さまざまな消費者団体の歴史や現在の関心事項を紹介し、理解することを重視しながら、今後の消費者運動の課題を考える。 |
No.505(前期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学特論3 |
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サブネーム:環境の科学 |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 4月15日~6月17日 毎週土曜日 14:00~15:30 15:50~17:20 |
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連携機関等 日本化学会 |
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講師 市村禎二郎ほか |
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環境の科学について概説する。環境科学はわからない部分が多く複合的な応用分野を数多く含んでいるので、本講座では個別的な知識の集積や、性急・一面的な結論を述べるのではなく、いろいろな考え方があることを並列的に論述し、受講生の科学的・合理的な環境観や柔軟な判断力を育てる一助になればと考えている。講義は理工系向きのみならず、文科系や一般市民にもわかりやすい内容で構成されている。 |
No.555(後期) |
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コミュニケーション学群 |
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科目名:コミュニケーション学特論4 |
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サブネーム:NPO/NGOとコミュニケーション |
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対象レベル 基礎 |
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講義日時 10月5日~2月1日 毎週木曜日 18:30~20:00 |
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連携機関等 日本メディエーションセンター |
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講師 佐野真理子ほか |
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21世紀は環境の世紀と言われ、環境問題の解決と保全作業を進めるため、さまざまなテーマで幅広く活動が行われている。地球環境問題は、専門家のみが取組みを行っても解決しない。そこで、地域の環境NPOから国際的環境NGOまで、さまざまな市民参加のあり方、問題とする点、科学的考え方などを学ぶことにより、多様な考え方と専門領域を結びつけリスクコミュニケーション的解決方法を探る。 |
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