平成19年度前期講座

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化学物質総合評価管理群

科目No.101

化学物質総合評価学概論1

 

サブネーム:

化学物質リスク評価の基礎1

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月14日〜6月9日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

        

 

講師:

高月峰夫ほか

 

連携機関:

(財)化学物質評価研究機構

 

 

 

【講義内容】 化学物質及び化学物質を含む製品について、その生産、輸送、利用及び廃棄に至るまでの過程におけるリスク評価手法の全般を理解することを目的として、化学物質の環境中挙動を知るための試験手法の概要を紹介するとともに、環境中生物に対する化学物質の有害性を確認するための手法の概要を解説する。(化学物質総合評価学概論2を続く)

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科目No.102

化学物質総合評価学1

 

サブネーム:

リスク評価1

 

レベル:

上級

 

講義日時:

6月16日〜7月28日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

岸田文雄

 

連携機関:

住友化学

 

 

 

【講義内容】 リスクアセスメントは、70年代に米国で発がん物質規制のため導入された概念であるが、その後、非発がん性物質を含めてこの概念は広く適用されるところとなっている。本科目においては発がん物質を中心として、そのリスク論が生まれた背景、ハザードの特定方法(定性的評価)、発がんの強さの評価方法(定量的評価:用量-反応評価)、曝露量推定法、および、最新の発がん物質のリスクアセスメントの実例、規制の現状を紹介する。また、同時に一般市民のリスクの受け取り方、リスクコミュニケーションなどについても触れる。さらに、発がん物質以外の物質のリスクアセスメントについても紹介し、それらのアセスメントとの違いを解説する。

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科目No.104

化学物質総合評価学特論1

 

サブネーム:

発がん毒性評価

 

レベル:

上級

 

講義日時:

4月18日〜7月25日

 

 

毎週水曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

津田洋幸ほか

 

連携機関:

名古屋市立大学大学院医学研究科

 

 

 

講義内容】 化学物質による発がんの研究の歴史、化学物質による発がんの外的・内的要因とその機序を講義し、がんの発生についての離解を深める。さらに環境にある発がん物質の検出、評価モデルについて解説する。また、がんの予防についての科学者の取り組みと成果、具体的な方法についても言及する。

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科目No.105

化学物質総合管理学概論1

 

サブネーム:

社会と企業における化学物質リスク管理の基礎 1

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月14日〜6月9日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

星川欣孝ほか

 

連携機関:

NITE、化学生物総合管理学会

 

 

 

講義内容】 人類は膨大な化学物質を生み出し活用してきた。そして生産から使用、廃棄のプロセスにおいて、化学物質のリスクを総合的に管理する仕組みを構築してきた。化学物質は世界共通の科学的方法論に基づいて、その有用性や危険有害性を評価し、リスクを論じることができ、さらに現実の影響が観測されない段階であっても所要の措置を講じることが可能となってきている。ここではこのような社会システムにおける化学物質管理についてその意義とあり方を論じる。

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科目No.106

化学物質総合管理学3

 

サブネーム:

労働現場におけるリスク評価と管理

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月14日〜6月2日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

 *講義No.9519日)は11:50〜       

 

講師:

保利 一 ほか

 

連携機関:

産業医科大学

 

 

 

講義内容】 わが国の産業現場には57,000以上の化学物質が使用されているといわれており,これらの化学物質を取り扱う作業者の健康影響を防止するため,さまざまな労働衛生対策が行われている.また,最近では化学物質だけでなく,バイオエアロゾルなどの生物因子も問題になりつつある.さらに,わが国の労働衛生対策は従来法規遵守型であったが,労働安全衛生マネジメントシステムの導入による自主管理方式の対策が進みつつある.本講座では,有害物質を取り扱う作業現場に存在するさまざまなリスクの評価,管理の方法について解説する.

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科目No.108

化学物質総合管理法学3

 

サブネーム:

医薬品と食品等の安全

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月16日〜8月6日

 

 

毎週月曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

佐々木弥生ほか

 

連携機関:

厚生労働省、国立医薬品食品衛生研究所

 

 

 

講義内容】 厚生労働省の安全性に関す情報を紹介。医薬品の審査制度と国際調和、食品の安全性の取り組み、残留農薬、遺伝子組み換えを紹介。食品添加物及び容器包装の現状と天然添加物の問題点の解説。化合物の安全情報の紹介。医療機器の種類とその安全性を紹介する。

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科目No.109

化学物質総合管理学事例研究1

 

サブネーム:

経験に学ぶ化学物質管理

 

レベル:

中級

 

講義日時:

6月16日〜8月4日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

        

 

講師:

横山泰一ほか

 

連携機関:

NITE、化学生物総合管理学会

 

 

 

講義内容】 PCB、有機水銀、臭素系難燃剤、塗料、内分泌撹乱物質、食品添加物、石鹸・洗剤など、限られた地域の公害問題ではなく広く消費者や環境へ影響する化学物質を例に、問題の発生から企業及び社会の対応の仕方の実情を紹介し、リスク管理のあり方を解説する。

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科目No.110

化学物質総合管理学特論1

 

サブネーム:

化学物質管理と公害防止・環境保全 1

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月17日〜7月31日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

堀中新一ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 戦後の廃墟の中から先進国の一翼を占めるに至った日本経済の発展に伴って生じた公害・環境問題に挑戦し解決してきた技術者達が、高度成長の終焉となる1980年代までの技術展開の有様について講義する。

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科目No.111

化学物質総合管理学特論3   大幅改訂

 

サブネーム:

持続可能な社会をめざす化学技術−1

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月17日〜7月31日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

日吉和彦ほか

 

連携機関:

化学技術戦略推進機構

 

 

 

講義内容】 今日の物質文明を支える様々な製品を構成する「物質」の供給元は、結局は化学産業か化学という学術を基盤にする鉄鋼、金属、窯業その他の産業であり、殆どの全てのエネルギーは、化学反応を経て利用可能な形態となる物質文明の根底には、化学という学問と技術があることを、具体例を挙げて説明し、持続可能な社会の構築には、グリーンサスティナブルケミストリー(GSC)によらねばならないことを、広く社会的な視点から講義する。

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科目No.112

化学物質総合管理学特論5

 

サブネーム:

食のリスク評価・管理の基礎

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月12日〜7月26日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

武居綾子ほか

 

 

 

講義内容】 食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について理解を深め、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題を理解する。食品中の化学物質のリスク評価・管理の事例を通じ、科学的データに基づく食のリスク管理の実際を理解する。これら基礎事項は、さらに後期に開講の食の安全に係わるリスク管理事例研究の受講を理解する上で有効である。

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科目No.113

化学物質総合評価学特論3  新規科目

 

サブネーム:

分子がささえる脳の働きと機能脆弱性

 

レベル:

中級

 

講義日時:

6月16日〜7月21日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

*講義日によって講義数、時間が変わりますのでご注意ください。        

 

講師:

笛田由紀子ほか

 

連携機関:

日本生理学会・ブレインサイエンス研究会

 

 

 

講義内容】 環境中に存在する化学物質は脳の機能にさまざまな影響をおよぼすことがわかってきております。本科目では、実際に研究にたずさわっている科学者が各分野の最前線の成果をわかりやすく解説していきます。科目の内容は、中枢神経機能を支える分子について基礎的内 容を理解するための概論に始まり、次に分子が織りなす脳の機能をやさしく解説すします。そして、外来化学物質に曝露された脳がどのようになっていくかをいくつかの化学物質について解説します。新聞・テレビなどで知る脳機能についての情報を正しく理解するために、どのような考え方が必要か、またそのためにはどうしたらよいのか、講師と受講者が一緒に議論できる場を創りたいと考えております。

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生物総合評価管理学群

科目No.201

生物総合評価管理学概論1

 

サブネーム:

感染症の過去・現在・未来 − 微生物との闘い

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月17日〜7月31日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

渡邉治雄ほか

 

連携機関:

国立感染症研究所

 

 

 

講義内容】 感染症の発症メカニズムおよび、過去・現在・未来に問題となる感染症をわかりやすく解説する。それとともに、感染症に対して人類がどのように闘っているのか、またその中で専門機関、特に国立感染症研究所(感染研)がはたしている機能についても解説する。

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科目No.203

生物総合評価管理学3

 

サブネーム:

生物学と農業の接点を探る

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月18日〜8月1日

 

 

毎週水曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

大島正弘ほか

 

連携機関:

農業生物資源研究所

 

 

 

講義内容】 日常食している農作物は、多くの先人たちの努力により、本来の植物が有する特性からかけ離れ、農業生産に適した特性に大きく改良されている。改良の目的は、病害虫などによる様々なストレスから作物を守り、安定した生産性を確保するためであり、食味を向上させ、多様な作物を供給することにより生活に潤いを与えるために行われてきた。これらの改良は作物としての生物学の利用であり、突き詰めれば遺伝子の有効利用の成果でもある。本講義では、作物の品種改良(育種)の歴史とその成果を紹介し、これからの日本の農業を論じる。

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科目No.204

生物総合評価管理学特論1

 

サブネーム:

麻薬とタバコのリスク管理

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月18日〜8月1日

 

 

毎週水曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

佐竹元吉

 

 

 

講義内容】 麻薬とタバコに関して科学的情報を整理して紹介しつつ、ケシの不法栽培や新しい覚せい剤の若者への浸透の防止への取り組み、そして、たばこの禁煙運動の必要性を述べる。

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社会技術革新学群

科目No.303

社会技術革新学特論3

 

サブネーム:

エネルギーと技術革新

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月18日〜8月1日

 

 

毎週水曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

山崎博ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 戦後のわが国の産業は、2度の石油危機にもかかわらず、それを乗り越えて発展を遂げた。その発展を支えたわが国のエネルギー分野における技術開発・技術革新を追跡し、大きな経済成長を成し遂げた要因を探る。

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科目No.304

社会技術革新学特論5

 

サブネーム:

生活に役立つ化学技術

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月18日〜8月1日

 

 

毎週金曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

山崎博ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 石油を化学原料の主役とし、化学技術の進歩により、安く、品質の良い化学製品が作れるようになり、生活に役立つ多くの製品が世にでてきた。しかし、それらが我々の生活を本当に豊かにしたでしょうか、化学製品を作る方法の歩みを説明し我々の生活への化学技術の功罪を考える。

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科目No.307

社会技術革新学特論11

 

サブネーム:

現代企業経営論1

 

レベル:

中級

 

講義日時:

4月16日〜8月6日

 

 

毎週月曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

原田忠和ほか

 

連携機関:

ディレクトフォース

 

 

 

講義内容】 金融不安を解消し、種々の規制緩和が進展する中で、企業サイドの懸命な努力によって日本経済(日本のモノづくり)は着実に成長路線を進み始めている。社会(ニーズ)の動向を先取りして、自社の技術(シーズ)開発を如何に効果的に進めるか、その成否が今後の企業経営を大きく左右することとなる。前期では日本の代表的メーカーの取り組みの実状を具体的なケースを基に解説する。(後期ではR&D、知材、製造等経営活動の次のステップを)

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科目No.308

社会技術革新学特論13

 

サブネーム:

ナノ材料の開発の現状と展望

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月13日〜7月27日

 

 

毎週金曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

竹村誠洋ほか

 

連携機関:

(独)物質材料研究機構

 

 

 

講義内容】 ナノテクノロジーの産業化の成功の鍵を握るナノ材料の基礎から実用化までを幅広く解説する。併せて、ナノテクノロジーの国家政策から産業化、社会的影響まで、ナノテクノロジーを取り巻く社会状況についても解説する。

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科目No.309

社会技術革新学特論15  新規科目

 

サブネーム:

ナショナル・イノベーション・システムにおける研究開発マネジメント論(T)

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月12日〜7月26日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

橋本正洋ほか

 

連携機関:

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO

 

 

 

講義内容】 本講義では、「イノベーションとは何か」、「その実現に向けて政府はどのような対応をしてきたのか」について、国内外の事例を提示しつつ、その方法論等を論ずる。

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技術リスク学群

科目No.403

リスク学事例研究3

 

サブネーム:

組織行動学による失敗事例の検証(その1)

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月14日、4月21日、5月12日、5月19日(4日間の集中講義)

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

         14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

講師:

石橋明ほか

 

連携機関:

失敗学・組織行動研究会

 

 

 

講義内容】 多くの産業事故や不祥事について、組織行動学の視点で検証すると、似通った組織構造上の問題点やヒューマンウエアとの相互作用による問題点が明らかになる。これらの事故や不祥事を通してリスク管理に有用な対応案を論じる。失敗事例としては、宇宙・航空、医療までの幅広い分野から著名な事例を取り上げ、それらを組織行動学の視点から解析し、再発防止に資する試案を紹介する。またまとめとして、市民参加の方策と組織行動の視点からの多角的なエラーマネジメント論を紹介する。

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科目No.405

リスク学特論1  新規科目

 

サブネーム:

「金融とリスク」〜持続可能な経済社会の発展を如何に支えるか

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月17日〜7月31日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

名淵一茂ほか

 

連携機関:

三菱UFJ信託銀行

 

 

 

講義内容】 「持続可能な発展」を実現するためには、GDP・企業業績といった経済成長の追及のみならず、近年、深刻さが増している化学物質、地球温暖化といった環境・安全問題や、少子高齢化をはじめとした社会問題、企業不祥事などの企業統治上の問題にも真摯に取り組み、「持続可能な発展」を担う個々の主体が、それぞれの社会的責任を果たしていく必要がある。本講座では、経済活動全般を支える「金融」の視点から、「金融」活動が経済社会に及ぼす影響とリスクについて解説すると共に、国連の責任投資原則の採択などを踏まえ、「持続的な経済社会の発展」に向けた「金融」の役割について考える。

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コミュニケーション学群

科目No.501

科学コミュニケーション学概論

 

サブネーム:

科学コミュニケーションの理念と実践

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月14日〜6月16日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

中村征樹ほか

 

 

 

講義内容】 21世紀を迎え、科学と社会との関係は大きく変わりつつある。先端医療や食の安全性、地球環境問題などに顕著なように、科学技術が市民生活に与える影響はますます大きくなりつつある。また、科学技術をめぐる問題への取り組みは、これまでは科学者や行政の手に委ねられていたが、近年では、そのプロセスへの市民の関与が重視されるようになってきた。本科目では、そのような動向について、「科学コミュニケーション」という観点から検討する。なお、科学コミュニケーションでは「双方向性」が重要なキーワードであることを踏まえ、参加型の授業として、受講生との議論や演習を重視したい。

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科目No.502

コミュニケーション学事例研究1

 

サブネーム:

マスメディアとコミュニケーション

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月16日〜8月6日

 

 

毎週月曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

中村雅美ほか

 

 

 

講義内容】 自己決定、自己責任が重視される現代社会では、情報公開にかかわるマスメディアに目が集まっている。最近よく聞くリスクをキーワードに、マスメディアの情報伝達(コミュニケーション)に果たす役割を考察する。生活・社会にはどのようなリスクがあり、それらをどう伝えていくかについて考えたい。政府やメディア、科学者、消費者などリスクコミュニケーションに関わる集団の動きなども報告するほか、海外の状況についても取り上げる。

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科目No.503

コミュニケーション学事例研究3

 

サブネーム:

地域とコミュニケーション

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月14日〜6月2日

 

 

毎週土曜日 10:30〜11:30、11:50〜13:20

 

 

         14:00〜15:30

 

講師:

堀郁夫ほか

 

 

 

講義内容】 環境問題は、1960年代の公害問題から端を発し、現在では都市生活型公害からグローバルな地球環境問題まで、問題点は多様でかつ解決する課題が山積している。地域とコミュニケーションの講義は、地域で発生した環境問題を実例を紹介しながらどのように解決してきたか、またどのような問題点が残されているかをケーススタディーで提案し、環境問題全体を俯瞰する解決策などについて受講者と共に考え、議論する。

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科目No.504

コミュニケーション学特論1  大幅改訂

 

サブネーム:

消費者運動の歴史と将来

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月13日〜7月27日

 

 

毎週金曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

佐野真理子ほか

 

連携機関:

主婦連合会

 

 

 

講義内容】 昭和20年代、焼け跡の中から日本の消費者運動がはじまった。消費者運動の歴史と運動によって制定された法律などを解説し、消費者の権利の重要性を説明する。一人ひとりの消費者が歴史を切り拓く主役であり、消費者権利の実現が私たちの暮らしを改善する契機となることをテーマ別に紹介する。

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科目No.505

コミュニケーション学特論3

 

サブネーム:

環境の科学

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月14日〜6月16日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

        

 

講師:

市村貞二郎ほか

 

連携機関:

日本化学会

 

 

 

講義内容】 環境の科学について概説する。環境科学はわからない部分が多く複合的な応用分野を数多く含んでいるので、本講座では個別的な知識の集積や、性急・一面的な結論を述べるのではなく、いろいろな考え方があることを並列的に論述し、受講生の科学的・合理的な環境観や柔軟な判断力を育てる一助になればと考えている。講義は理工系向きのみならず、文科系や一般市民にもわかりやすい内容で構成されている。

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科目No.506

コミュニケーション学特論5  新規科目

 

サブネーム:

男女共同参画の現代的課題とコミュニケーション

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

4月12日〜7月26日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

板東久美子ほか

 

連携機関:

内閣府

 

 

 

講義内容】 男女共同参画は、少子化対策の側面や女性の活用をメリットとして位置づけるなど、様々な観点からの取組が進みつつある。これらの背景には少子高齢化、2007年問題に象徴される日本の労働力や国際化の進展などの社会全体の動きと無関係ではない。本講座においては、この今日的な課題を題材に複数の講師を交えた受講者との双方向のコミュニケーションのあり方について試みながら、男女共同参画の基礎を学習するとともに、このような社会のダイナミックな動きが男女共同参画とどのように関わるのか学習する。

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平成19年度後期講座

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化学物質総合評価管理学群

科目No.151

化学物質総合評価学概論2

 

サブネーム:

化学物質リスク評価の基礎2

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月6日〜12月8日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

        

 

講師:

高月峰夫ほか

 

連携機関:

(財)化学物質評価研究機構

 

 

 

講義内容】 化学物質及び化学物質を含む製品について、その生産、輸送、利用及び廃棄に至るまでの過程におけるリスク評価手法の全般を理解することを目的とし、ヒトの健康に対する化学物質の有害性を確認するための手法の概要を解説する。

(化学物質総合評価学概論1 からの続き)

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科目No.153

化学物質総合評価学事例研究2

 

サブネーム:

身のまわりの化学物質

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月4日〜1月31日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

松尾憲忠、庄野文章、尾崎圭介

 

連携機関:

住友化学株式会社

 

 

 

講義内容】 身近に存在する化学物質の構造と作用、とりわけ家庭で使用される殺虫剤、及び農産物、食品などに関連した生物活性物質について紹介する。また、光学異性と生物活性の関係、天然物をヒントにした合成化合物の構造、活性、用途などを概説し、デザインの考え方、原理、方法、具体例などについて説明する。さらに、ピレスロイドを中心に生物活性物質(いわゆるBiocide) 全般のリスク管理手法に関し、その規制の状況およびそのリスクアセスメント手法およびマネジメント手法について概説する。

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科目No.155

化学物質総合管理学概論2

 

サブネーム:

社会と企業における化学物質リスク管理の基礎2

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月6日〜12月8日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

佐渡友秀夫ほか

 

連携機関:

NITE、化学生物総合管理学会

 

 

 

講義内容】 化学物質のリスク評価の結果を受けて、必要な場合はリスク管理を行うことになる。化学物質のリスクを適切に管理する技術について、理念と技術評価の手法や製造プロセス転換への取り組みなど基本的事項の解説を行う。また化学物質管理の実践として、社会システムで規定されている諸規則を踏まえて各種業務を適切に実施していくための実務について論じる。

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科目No.157

化学物質総合管理法学2

 

サブネーム:

職場の安全衛生

 

レベル:

中級

 

講義日時:

9月21日〜2月1日

 

 

毎週金曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

武田繁夫ほか

 

 

 

講義内容】 職場における化学物質管理は、事故や職業病などの経験や知識が基になっている。新規化学物質の登場、生産工程の多様化、さらに化学物質管理における世界の潮流は我が国の従来システムの変更をせまっている。本科目では、その現状を理解し将来像を論ずる。

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科目No.158

化学物質総合管理法学4

 

サブネーム:

環境政策

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月6日〜12月15日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

早水輝好ほか

 

 

 

講義内容】 環境汚染や健康被害を防止し、自然環境や地球環境を保全するために進められている環境政策について、その歴史や全体像を概説するとともに、水環境、大気環境、廃棄物・リサイクルなどの分野ごとに、問題の現状、対策の枠組み、今後の課題などについて概説し、これからの環境保全対策をどのように進めていけばよいかを考えていく。

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科目No.159

化学物質総合管理学事例研究2

 

サブネーム:

食とリスクアナリシス

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月4日〜1月31日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:20

 

 

        

 

講師:

橋本昭栄ほか

 

 

 

講義内容】 食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について理解を深め、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題を理解する。後期では、前期の講座(化学物質総合評価管理学特論5)で習得された基礎知識を背景として、バイオテクノロジーを含む様々な食に係わる事例研究により食のリスク評価・管理のあり方を学ぶ。後期の受講者には、前期の講座も受講すること、あるいは同等の知見を有することを希望する。

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科目No.160

化学物質総合管理学特論2

 

サブネーム:

化学物質管理と公害防止・環境保全2

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月2日〜1月22日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

堀中新一ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 1980年代以降、日本の経済発展の基盤である製造業の発展に貢献してきた技術者は、皮肉なことにその生産物がもたらした環境汚染の防止に取り組むこととなった。さらに、「地球環境問題」の視点からの「大量生産大量消費社会」から「持続可能な循環型社会」へという大きな社会変革の推進のために、「環境技術」の分野での取り組みを続けている。ここでは、各環境分野における技術進歩とその成果を、化学技術と化学工学による実績を中心に解説すると共に、これからの環境技術について言及する。

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科目No.161

化学物質総合管理学特論4  大幅改訂

 

サブネーム:

持続可能な社会をめざす化学技術−2

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月2日〜1月22日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

日吉和彦ほか

 

連携機関:

化学技術戦略推進機構

 

 

 

講義内容】 今日の物質文明を支える様々な製品を構成する「物質」の供給元は、結局は化学産業か化学という学術を基盤にする鉄鋼、金属、窯業その他の産業であり、殆どの全てのエネルギーは、化学反応を経て利用可能な形態となる物質文明の根底には、化学という学問と技術があることを、具体例を挙げて説明し、持続可能な社会の構築には、グリーンサスティナブルケミストリー(GSC)によらねばならないことを、広く社会的な視点から講義する。

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科目No.162

化学物質総合管理学特論6

 

サブネーム:

農薬の総合管理の基本と実際

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月6日〜12月8日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

        

 

講師:

大川秀郎ほか

 

連携機関:

福山大学

 

 

 

講義内容】 農薬は主に病害虫や雑草などから農作物を保護する目的に使用され、また、殺虫剤はマラリアなどの病気を媒介する害虫の駆除に使用されている。レイチェル・カーソンが「サイレント・スプリング」(1962)で指摘したように、過去には殺虫剤DDTの広範囲な使用に伴う環境毒性学上の諸問題が起きた。それを契機に、新規農薬の使用前のリスク評価の手法やリスク管理の制度が整備された。農薬のベネフィットとリスクの考え方、特に、環境毒性学に基づく農水畜産物と環境生態系と人の健康の安全確保に係わる農薬の総合管理の仕組みについて理解を深める。

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科目No.163

化学物質総合管理学特論8  新規科目

 

サブネーム:

職場における火災・爆発災害

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月1日〜2月4日

 

 

毎週月曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

安藤隆之ほか

 

連携機関:

(独)労働安全衛生総合研究所

 

 

 

講義内容】 産業職場において、毎年12万人を超える労働者が4日以上の休業となる負傷をし、1500人を超える犠牲者を出している。これは企業で働いている労働者ばかりでなく一般社会が目指している安全で安心な社会にとって大きな脅威である。特に、発生すると現場の労働者だけでなく周辺住民まで巻き込み、また、産業活動に及ばす影響が大きい、火災・爆発災害の防止に関する基礎知識の取得を目的として、現状、災害事例、研究成果等を紹介する。

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生物総合評価管理学群

科目No.251

生物総合評価管理学概論2

 

サブネーム:

バイオハザードの実態と管理の現代的課題

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月2日〜1月22日

 

 

毎週火曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

渡邉治雄ほか

 

連携機関:

国立感染症研究所

 

 

 

講義内容】 バイオハザードの基礎知識、歴史的経緯、封じ込め、リスク分類などについて、微生物、ウィルス、バイオトキシン、害虫などによるハザードに焦点をあてて解説する。また、これらに横断的なハザードの検出法・同定法・分析法を学習した後、バイオハザードに係る現代的課題を展望して全体を総括する。

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科目No.253

生物総合評価管理学事例研究

 

サブネーム:

バイオテクノロジーと食のリスク管理・事例研究

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月3日〜1月23日

 

 

毎週水曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

橋本昭栄ほか

 

 

 

講義内容】 食という複雑系メディアにおける、化学物質、生物のリスクアセスメント、リスク管理、リスクコミュニケーションの問題を取り上げる。食を取り巻くさまざまな状況、特殊な要因について説明するとともに、食の分野のリスクアセスメントと管理を考える上で重要な問題、課題を紹介する。後期は特にバイオテクノロジーに焦点を置き、新技術による開発・リスク管理へのインパクトについて論じる。

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科目No.254

生物総合評価管理学特論2

 

サブネーム:

薬用植物と生薬 −種の多様性を踏まえて−

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月3日〜1月23日

 

 

毎週水曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

佐竹元吉

 

 

 

講義内容】 薬用植物と生薬およびその安全性について解説する。種の多様性は、世界の環境変化への適応の結果であり、その多さが知られている。ブラジルのリオ宣言(1992)で述べられている「種の多様性」の具体的な例を紹介するとともに、資源保有国と資源利用国の係りについて紹介する。

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科目No.256

生物総合評価管理学特論4

 

サブネーム:

動物と人の関係学〜動物から人へのメッセージ

 

レベル:

中級

 

講義日時:

9月21日〜2月1日

 

 

毎週金曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

本多英一ほか

 

連携機関:

日本獣医師会

 

 

 

講義内容】 地球上の野生動物、飼育動物と人との距離は急速に接近し、動物から人へ感染する病気のリスクも高くなって来ている。しかし、動物と人との関係は、もはや切り離すことのできない相互依存関係になってきており、動物に対する正確な知識は欠かすことが出来ない。また、増加しつつある伴侶動物が人にとってどのような存在であるのか動物の視点から受講者と一緒に考えてみる。

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社会技術革新学群

科目No.353

社会技術革新学特論4

 

サブネーム:

地球環境とエネルギー

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月3日〜1月23日

 

 

毎週水曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

山崎博ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 日本の経済成長とともに生活環境の改善が進み、民生分野、運輸分野における大規模な伸長が今日の地球温暖化問題の要因を作り出している。そのために、次世代に向けて官民こぞっての新たな挑戦が始まっている状況を紹介する。

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科目No.354

社会技術革新学特論6

 

サブネーム:

生活の中の化学製品とその働き

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

9月21日〜2月1日

 

 

毎週金曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

山本彊ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 化学技術の発展でプラスチック、合成ゴム、合成繊維など多数の便利な製品が生まれ、日本人の生活は世界の中でも恵まれたものになった。これらの製品は生活を豊かにするだけだったのであろうか、それらの製品の働きや功罪と今後の在り方について考える。

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科目No.357

社会技術革新学特論12

 

サブネーム:

現代企業経営論2

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月1日〜2月4日

 

 

毎週月曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

浅野応孝ほか

 

連携機関:

ディレクトフォース

 

 

 

講義内容】 前期においては、社会(ニーズ)の変化を把握し(マーケッティング)、自社の技術(シーズ)開発へ如何に結びつけるかを具体的なケースで学習した。 後期では、そのターゲットを経営活動(モノづくり)のステップ毎にどうやって実現してゆくかを各企業の具体的なケースで学ぶ。                                                                           

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科目No.358

社会技術革新学特論14  新規科目

 

サブネーム:

コア技術からの社会価値創造

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

9月21日〜2月1日

 

 

毎週金曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

阿多誠文ほか

 

連携機関:

(独)産業技術総合研究所

 

 

 

講義内容】 本講座ではナノテクノロジーをはじめとする新しい科学技術の便益が最大限にもたらされ、負の側面が正しく管理され、科学技術と社会の調和と信頼の醸成がどのように達成されていくべきなのかという大きな課題に取り組む。具体的には社会受容の戦略やELSIEHS等の課題、標準化、教育・人材育成、持続性、途上国の問題等々、様々な視点から多角的なアプローチを積み重ね、新しい科学技術の研究開発の方法論、その責任ある遂行、コア技術からの社会価値創造までの課題を俯瞰的に掘り下げて論じる。                                                                           

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科目No.359

社会技術革新学特論16  新規科目

 

サブネーム:

ナショナル・イノベーション・システムにおける研究開発マネジメント論(U)

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月4日〜1月31日

 

 

毎週木曜日 18:00〜20:00

 

 

        

 

講師:

橋本正洋ほか

 

連携機関:

(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

 

 

 

講義内容】 イノベーションを実現する手段としての研究開発に焦点をあて、研究開発マネジメントの方法論と、公的資金による研究開発支援の実態について解説する。                                                                       

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科目No.361

社会技術革新学特論18  新規科目

 

サブネーム:

大規模地震対策(耐震設計とコミュニケーション)

 

レベル:

上級

 

講義日時:

10月6日〜11月17日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

         14:00〜15:30

 

講師:

秋山 宏ほか

 

 

 

講義内容】 地震国の我が国は、過去度重なる大地震に見舞われている。今後も地震の襲来を予測して国は、東海地震を始め東南海地震、南海地震などの海溝型の大地震や断層上で発生する地震として首都直下地震の発生を危惧している。本講座は大地震に備えて現在の都市構造物が如何なる耐震性を有しているか、また、発生後の応急対策はどうなっているか、構造物耐震設計を中心に特論として講義を展開する。                                                                          

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技術リスク学群

科目No.453

リスク学事例研究4

 

サブネーム:

組織行動学による失敗事例の検証(その2)

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月6日、10月13日、10月20日、10月27日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

         14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

講師:

石橋明ほか

 

連携機関:

失敗学・組織行動研究会

 

 

 

講義内容】 多くの産業事故や不祥事について、組織行動学の視点で検証すると似通った組織構造上の問題点やヒューマンウエアとの相互作用による問題点が明らかになる。これらの事故や不祥事を通してリスク管理に有用な対応案を論じる。失敗事例としては、産業界はもとより航空、医療、メディアまでの幅広い分野から著名な事例を取り上げ、それらを組織行動学の視点から解析し、再発防止に資する試案を紹介する。まとめとして、組織事故研究の在り方として(仮称)組織失敗学の実践例を紹介する。                                                                        

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科目No.454

リスク学事例研究6

 

サブネーム:

リスクの回避と工学の役割

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月4日〜1月31日

 

 

毎週木曜日 18:30〜20:00

 

 

        

 

講師:

日置敬ほか

 

連携機関:

化学工学会SCE・Net

 

 

 

講義内容】 現代社会のあまりにも多くのリスクにどう対処するか、本講座では現代の様々なリスクの回避に 「科学技術」 特に 「工学的手法」 がどの様に役立っているか、更にどう活用されるべきかについて、事例研究を主体に検証と討議を進める。特に産業社会の ”ものつくり” の過程で再々発生している ”事故や災害” について、その原因は何処にあるのか、この様なリスクをどうすれば減らせるか、具体的に取るべき方向は何か、などにつき 講師の長年の経験をもとに提言を行って行きたい。                                                                     

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科目No.455

リスク学特論4

 

サブネーム:

人間工学と安全管理

 

レベル:

中級

 

講義日時:

10月6日〜12月15日

 

 

毎週土曜日 14:00〜15:30、15:50〜17:20

 

 

 *講義日によって講義数と時間が変わりますのでご注意ください。       

 

講師:

三宅晋司ほか

 

連携機関:

産業医科大学

 

 

 

講義内容】 労働現場に存在するいわゆる「人間工学的設計」がなされていない多くの不具合は、疲労や事故を引き起こす。ここでは人間工学の概念と人間工学的デザイン(設計)とはどのようなものなのかを解説し、その応用をいくつか解説する。また、ヒューマンエラーの問題に焦点を当て、その原因と対策について解説するとともに、組織のあり方についても考える。                                                                 

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コミュニケーション学群

科目No.552

コミュニケーション学事例研究2  大幅改訂

 

サブネーム:

サイエンストーク

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月6日〜12月1日

 

 

毎週土曜日 10:00〜11:30、11:50〜13:20

 

 

        

 

講師:

吉倉廣、北野大、松本勲武、倉田毅

 

 

 

講義内容】 対話のプロセスを通じ、科学的な枠組みの中での議論の仕方を涵養する。著名な講師陣に接して、個性豊かな講義を聴き、対話できるまたとない機会である。知的刺激を受けること必定。                                                            

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科目No.553

コミュニケーション学事例研究4

 

サブネーム:

市民とコミュニケーション

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月3日〜1月23日

 

 

毎週水曜日 18:30〜20:00

 

 

  

 

講師:

佐々義子ほか

 

連携機関:

くらしとバイオプラザ21

 

 

 

講義内容】 食品安全委員会がリスク分析手法を採用し、リスク評価、リスク管理、リスクコミュニケーションということばが聞かれる機会が増えている。評価や管理には専門家が関わり、調査報告や研究論文も出されているが、市民を対象とするコミュニケーション手法については様々な分野で担当者が試行錯誤を重ねている状態である。コミュニケーションの条件や環境も多様に異なる状況で、連携や情報交換も進んでいない。様々な分野における実際の活動を具体例として示しながら紹介し、「市民とのコミュニケーションのあり方」という切り口から、受講者とともに整理し、一緒に考えていく。                                                                 

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科目No.554

コミュニケーション学特論2  大幅改訂

 

サブネーム:

NPO/NGOとコミュニケーション

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

9月21日〜2月1日

 

 

毎週金曜日 18:30〜20:00

 

 

 

 

講師:

有田芳子ほか

 

連携機関:

日本メディエーションセンター

 

 

 

講義内容】 遺伝子組み換え技術、化学品(化学物質)など自分がよく理解できない、よく分らないものは消費者が不安をいだく。専門家は限りなくゼロリスクを求める消費者に苛立ち、消費者は不安を理解しない専門家に苛立つ。自然科学と社会科学のコミュニケーションが関係者間で納得できるまで行なわれる事が必要だと思われる。遺伝子組換えのコンセンサス会議やコミュニケーション会議の取り組み、化学物質円卓会議のリスクコミュニケーション、海外の食や化学物質政策なども含め、リスクコミュニケーションに様々な形で関わってきた関係者が講義する。                                                           

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科目No.556

コミュニケーション学特論8  新規科目

 

サブネーム:

健康危機管理と科学的エビデンス

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月1日〜2月4日

 

 

毎週月曜日 18:30〜20:00

 

 

 

 

講師:

前田秀雄ほか

 

連携機関:

東京都健康安全研究センター

 

 

 

講義内容】 東京都健康安全研究センターでは、試験検査及び調査研究を通じて、感染症、食品医薬品、化学物質等に関する様々な健康リスクの評価を行い、東京都の実施する健康危機管理対策に科学的なエビデンス(根拠)を提供している。 本講座では、現代社会における健康リスクと地方自治体における健康危機管理のための試験研究事業の現状を概説すると共に、市民の方々と今後の健康危機管理の在り方についてリスク・コミュニケーションを図りたい。                                                              

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科目No.557

コミュニケーション学特論10  新規科目

 

サブネーム:

社会全体による教育新アプローチ

 

レベル:

基礎

 

講義日時:

10月2日〜1月22日

 

 

毎週火曜日 18:30〜20:00

 

 

 

 

講師:

行松泰弘ほか

 

連携機関:

国立教育政策研究所 社会教育実践研究センター

 

 

 

講義内容】 教育に関するさまざまな課題に対し、“社会総がかり”で取り組むことが提唱される中、学校、家庭、地域の連携による新たな取組が進みつつある。これらの背景には学校や教員だけでは対応が困難な教育のニーズと、学生、団塊世代、高齢者等の人材が豊かな知識・経験を地域で生かしたいニーズをどのようにマッチングさせるかがポイントとなってくる。本講座においては、学校外の力を活用した新たな初等中等教育段階の幅広い教育の取組を中心に、今日的な課題を題材に複数の講師を交えた受講者との双方向のコミュニケーションのあり方について試みながら、学校・家庭・地域社会の連携による教育の取組が今後の地域社会をどのように形成していくかについて論じる。こうした試みは化学物質管理において国際的に最大の課題となっている社会全体の能力向上とそのための教育の実践にも資するものである。                                                            

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