講座の概要

技術革新は社会と生活の変革をもたらしてきました。そして、技術革新は技術の開発とリスクの管理が車の両輪となって進展しています。

このたび開講する「化学・生物総合管理の再教育講座」は、現代社会をよりよく理解する教養を涵養することを目指して、化学物質や生物によるリスクの評価・管理、そして技術革新及びその社会・生活とのかかわりなどについて、自己研鑽をつむ機会を提供することを目的にしています。

カリキュラムは、化学物質総合評価管理学群、生物総合評価管理学群、社会技術革新学群、技術リスク学群、およびコミュニケーション学群からなり、全体で、37科目(平成20年度の場合)で構成されています。このうち27科目を前期に、10科目を後期に開講いたします。1科目は90分授業15回から構成されます。

化学物質総合評価管理学群と生物総合評価管理学群においては、科学的方法論に基づくリスク評価とともに、国際的枠組みや国内法体系、そして企業における管理等を中心に化学物質や生物に係わるリスクの評価・管理について解説します。社会技術革新学群、技術リスク学群においては、技術革新が社会や生活と相互作用しながら展開してきた過程を解説します。コミュニケーション学群においては、科学や技術に係わる現代社会におけるコミュニケーションを様々な角度から議論していきます。→ 科目ごの内容はこちら

なお、各学群内には、基礎、中級、上級の3つの水準の科目を設けています。基礎は大学学部相当、中級および上級は大学院相当のレベルを目安としています。→ 各水別の科目はこちら

 

 


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