LWWC お茶の水女子大学
ライフワールド・ウオッチセンター
LIFE-WORLD WATCH CENTER
TOP LWWCの紹介 教育活動Ⅰ 教育活動Ⅱ 調査・研究活動 学会活動 活動の記録 刊行物
>>
センター長ご挨拶
目的/研究及び業務
組織・構成員
お茶の水女子大学
その他大学
知の市場総合教育講座
お茶の水学術サロン
増田研究室 化学生物総合
管理学会
社会技術革新
学会
活動年表
活動報告書
>>
 
学会活動 化学生物総合管理学会
化学生物総合管理学会 http://www.cbims.net/

化学生物総合管理学会は20041月に発足し、化学物質や生物などのもたらすリスクの評価や管理について相互に意見を交換し自己を研鑽するとともに、社会に広く発信し提言する活動を行っている。

 (1)学会誌『化学生物総合管理』(ISSN 1349-9041)
  毎年2回発行することを標準としているが、2014年度も2回発行し、学会ホームページで公開した。
    1) 第10巻第1号(2014年7月発行)  全 119頁
      報文:1件
      特集OECD既存化学物質初期評価シリーズ:3件
    2) 第10巻第2号(2014年12月発行)  全 248頁
      報文:4件


 (2)論議の輪
   化学物質や生物などのもたらすリスクをよりよく管理するためには、調査研究と自立研鑽に励む
 ための場のみならず社会に広く提言し発信するための場が必要である。学会における口頭発表や
 論文投稿に限定せず個人が自らの責任で自らの意見を自由に表明し互いに異なる意見に真摯に
 耳を傾ける場も重要な役割を果たし得るとの考え方のもとに学会のホームページに論議の輪の欄を
 開設し、論議を深化するための活動を推進している。2014年度は1件の投稿があった。

 論議の輪:
  1) 社会技術革新学会・化学生物総合管理学会有志、
    「規制改革実施計画」に求められる化学物質管理政策の見直しの重点はリスク管理の適正化と国際     競争力の向上、化学生物総合管理学会、全2頁、論議の輪(2014.7.30)


 (3)学術総会
   2014年9月25日にお茶の水女子大学(東京都文京区)にて第11回学術総会を開催し、参加者は
 63名であった。一般発表3件及び企画テーマ発表4件を行った。

 特別講演:
  1) 東泰好(鹿児島大学)
   医薬品の環境影響とリスク管理のあり方
  2) 津田洋幸(名古屋市立大学医学部)
   IARCの発がん物質評価グループ分類の意味-日本では正しく理解し、対応しているか?
  3) 梅津憲治(徳島大学、東京農業大学)
   食と農薬-食べる健康リスクについて考える

 企画テーマ発表:感染症リスクの制御の現状と今後の展望
  1) 渡邉治雄(代理 西條政幸)(国立感染症研究所)
   感染症をめぐる国際情勢と国内対応
  2) 西條政幸(国立感染症研究所)
   感染症の制圧を目指した内外の取組み-ポリオ・天然痘と結核の事例を検証する-
  3)柴山恵吾(国立感染症研究所)
   国内外における薬剤耐性菌の状況
  4)浅井鉄夫(岐阜大学大学院)
   止むことのない耐性菌との戦い


 一般発表:
  1) 星川欣孝(ケミカルリスク研究所)、増田優(お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター)
   化学物質管理の国際合意への対処に内閣主導は不可欠
  2) 三上奈緒子、榎尚史、増田優(お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター)
   化学物質総合管理に関する企業活動の評価-2013年度評価結果の概要
  3) 榎尚史、福田早希子、吉原有里、磯知香子、結城命夫、増田優
   (お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター)
   化学物質総合管理に関する企業活動評価-2007年~2011年度の推移の傾向と要因
  4)榎尚史、福田早希子、吉原有里、磯知香子、結城命夫、
   増田優(お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター)
   (お茶の水女子大学 ライフワールド・ウオッチセンター)
   化学物質総合管理に関する企業活動の評価-2007年度~2011年度の推移の要因と背景


 (4)春季討論集会 
   2015年3月6日にお茶の水女子大学(東京都文京区)にて2つの企画テーマのもと社会技術革新
 学会と共催で開催した。参加者は47名であった。

 総合司会:増田 優(お茶の水女子大学)

 企画テーマⅠ 化学物質総合管理のあるべき姿と日本の現状:
  1) 冨田和之(パナソニック エコテクノロジーセンター))
   循環型社会の構築に向けた課題と展望-化学物質管理と環境教育の視点から-
  2) 増岡宗一郎(厚生労働省 労働基準局)
   労働安全衛生法の平成26年改正における化学物質管理のあり方の見直しの全体像
   -主旨と内容と意味-

 企画テーマⅡ 日本の化学物質管理政策は産業競争力を阻害していないか:
  1) 井上睦子(文部科学省)
   教育の国際化に求められるものと目指すもの
  2) 挟間新一(住友化学)
   海外事業展開における人事施策
  3) 崔英(綜研化学(蘇州))
   人材の視点から見る海外事業展開-中小企業のグローバル化への対応例-


 (5)奨励賞
   化学物質や生物などの総合管理の発展に資する活動とともに、それらに係る教育の発展に
 資する活動を奨励するために2010年から奨励賞制度を設けている。
   2014年度は、2014年9月25日の化学生物総合管理学会第11回学術総会において次の組織に
 授与した。

  1) 活動奨励(化学物質総合管理能力評価)
   武田薬品工業:化学物資総合管理の取組み


  (6)講演会
   2014年9月25日にお茶の水女子大学(東京都文京区)にて開催した第11回学術総会と
 併せて行った。

  奨励賞記念講演
  講師:田坂昭弘(武田薬品工業株式会社)
   武田薬品の環境と化学物質管理の取り組み-エビデンスに基づく管理を目指して-


 (7)研究会
   知の市場で科目を開講するために、知の市場の連携機関として2つの研究会が活動した。

  1) 化学物質総合経営学教育研究会
   2013年4月に発足し、2014年度前期に規範科学事例研究1と化学物質総合経営概論を、後期に化学物  質総合経営学事例研究1と農薬総合管理を知の市場で開講し講義を実施した。
   また、知の市場における2015年度の開講に向けて以下のシラバスを検討し作成した。
    規範科学事例研究1(前期)
    化学物質総合経営学事例研究1(前期)
    化学物質総合経営学概論(前期)
    化学物質総合管理論b(後期)

  2) 化学物質総合経営学基礎教育研究会
   化学物質総合経営学教育研究会での活動から基礎教育が重要であることが明らかとなったことを
  受け、2013年10月に発足した。2014年度前期に化学物質総合経営管理基礎論を、後期に規範科学基礎  論を知の市場で開講し講義を実施した。また、2015年度の開講に向けて以下のシラバスを検討し作成し   た。
    化学物質総合管理論a(後期)


 Page Topへ
Copyright©Life-World Watch Center, Ochanomizu University