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教育活動Ⅱ 社会に開かれた教育活動

社会に開かれた教育活動

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 知の市場総合教育講座
     
   お茶の水学術サロン
 
     

 2-1. 知の市場総合教育講座  知の市場HP:  http://www.chinoichiba.org/

0期の黎明期(~2003年度)と第期の形成期(20042008年度)の「化学・生物総合管理の再教育講座」を経て第期の展開期(20092012年度)に、広い領域で学習の機会を提供する総合教育講座である「知の市場(FMWFree Market ofbyfor Wisdom)」を全国に拡大展開した。2014年度は完成期である第期(20132014年度)の2年度目として、総合的かつ実践的な学習の機会を提供しながら、知の市場が目指す自立的且つ自律的な体制の完成に向けて取り組みを強化し、活動基盤を確立した。また第Ⅱ期まで知の市場の事務局は、ライフワールド・ウオッチセンター増田研究室の室員が運営してきたが、第Ⅲ期からこれにボランティアの協力者を加えた運営を開始し、2014年度はその体制をさらに強化した。

ライフワールド・ウオッチセンター増田研究室は知の市場事務局として、ホームページや共通受講システムの構築と維持更新、開講科目や開講機関・連携機関に関する情報などの公開、関係者の意見交換を促進し共通認識を深める機会の設定、知の市場の規範の策定と運用、各機関の活動の統一を図るための規定・要領・マニュアル・様式などの策定と運用及び知の市場や社会人教育に関する調査・分析・提言などを行うことにより、連携機関や開講機関の活動そして受講者や講師の活動などを支援した。

特に情報提供の充実と向上を図るため2010年度に知の市場ホームページと知の市場ライフワールド・ウオッチセンター増田研究室のホームページを全面的に改訂したが、2014年度は2013年度に引き続きその実効性を検証した。また知の市場事務局、開講機関、連携機関、受講者や講師などの活動の効率化と事務負担の軽減を目的にライフワールド・ウオッチセンター増田研究室など2010年度後期に試行的に導入した共通受講システムを2011年度からすべての関係者が全面的に活用しているが、2014年度は知の市場のホームページ作成ソフトをWord Pressに移行したほか、2013年度に検証した結果をもとに共通受講システムのさらなる大幅な機能の強化と改善を行い、情報基盤を確立した。

知の市場では共催講座と関連講座を開講する。共催講座は知の市場の理念と基本方針に沿いつつ知の市場の運営体制を踏まえて連携機関の協力のもと開講機関の主催により開講するものであり、科目(120分授業152単位相当)を一つの単位とし開講し、大学・大学院に準拠した厳しい成績評価を行う。関連講座は知の市場の理念を共有する活動で、共催講座での経験を活かした活動、開講機関や連携機関が実施する活動、自己研鑽と自己実現に資する活動などである。それぞれの主催者が自らの主体性と責任のもとで知の市場の基本方針を念頭に置きつつ諸般の情況を踏まえて、講義時間と講義回数、成績評価と修了証発行などについて柔軟かつ弾力的に運営する。

開講科目の分野を大分類と中分類に分けて教育体系を整理し、科目の位置づけを明確にしている。大分類は2011年度の地域に引き続いて2012年度に国際、教育・人材育成、芸術・スポーツの3分野を新設し、9分類からなる。また科目の水準を基礎、中級、上級に分類して公開している。これらにより各科目の特徴を明確にして受講者の自己責任による自由な科目選択に資するよう配慮している。関連講座ではこれらの分類に加えて教養編、専門編、研修編、大学・大学院編の4つの領域を設定している。


                 表1 知の市場開講状況                
第Ⅰ期 第Ⅱ期 第Ⅲ期
年度 2004~2008年度 2009~2012年度 2013~2014年度 2013 2014
共催講座 拠点 2 15 20 22 18
関連科目 44 44 40 41 39
関連講座 拠点 - 14 23 17 29
関連科目 - 41 55 38 71
合計 拠点 2 29 43 39 47
関連科目 44 85 95 79 110
注:第Ⅰ期、第Ⅱ期、第Ⅲ期の数値は1年間当りの平均値
 2014年度は共催講座が18拠点で39科目、関連講座が29拠点で71科目の合計47拠点で110科目を開講した。そして2014年度は3,118名(うち共催講座841名)の応募者があり、2,449名(うち共催講座396名)が修了した。
  表2 知の市場の受講者
  科目数 応募者  受講者  修了者 
合計 110 3118 3046 2441
1科目あたり 28 28 22

 2004年度~2008年度に実施した「化学・生物総合管理の再教育講座」については、 こちら>>
 
 2-2. お茶の水学術サロン
 お茶の水学術サロンは、教養教育の機会を広く社会に提供し、社会における双方向のコミュニケーションの醸成に資することを目的として、各界の著名な方を講師に招き、話題の提供を受けて参加者が議論を交わすことを趣旨としている。

 2014年度もお茶の水学術サロンの開催は見合わせたが、より広く社会に発信・公開するため、これまでの講演の内容についてライフワールド・ウオッチセンターのホームページに引き続き掲載した。

 過去に実施した「お茶の水学術サロン」については、 こちら>>
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